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形成外科・美容外科について

 

形成外科は眼科、耳鼻科、泌尿器科などの身体の場所(部位や臓器)別の診療科ではありませんので、

  • 形成外科という診療科をまだ聞き慣れない方

  • 皮膚科ではないの?整形外科ではないの?と、よく分からない方

  • 聞いたことはあるけれど、どんな病気を治すのか、よく分からない方

が多いと思います。

日本に形成外科が登場してから既に半世紀以上を過ぎているにもかかわらず、一般の皆様の中には、「形成外科って何?」と問われる方もいらっしゃいます。

 

形成外科は主として、機能回復と社会生活の質(QOL:quality of life)の向上を目的とする専門外科です。形成外科には大別して二つの専門領域があります。一つは、組織の異常、変形や欠損などの「疾患」を治療対象とする「再建外科」であり、もう一つは、疾患とは言えないが、ご自身が大変気にしている微妙な形状を治療対象とする「美容外科」です。再建外科は「生まれつきの、またはけがや癌などで変形したり失われた体の表面や骨の異常を、機能の回復のみならず形も正常に近い状態に再建し、QOLの向上に貢献する」専門領域です。

また、「美容外科」は、客観的には病気と認められない細微な形態変化を外科的に修復して、生活の満足度を向上させる専門分野と言えます。ただし、医療法上は形成外科と美容外科は各々独立した標榜科となっており、形成外科に関しては健康保険適応の疾患も多いですが、もちろん美容外科に関しては自由診療となります。
 

形成外科で治療を受けた方々が、笑顔で再び社会生活に復帰してゆく姿を見ることが、形成外科を専門とするわたしたちの最高の喜びです。

 

※現在なら美容形成クリニックでは健康保険診療はおこなっておりませんが、2015年秋頃から開始予定です。

現在適応疾患の場合は院長の提携医療機関で治療が受けて頂けるようになっております。安心してご相談下さい。

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